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【無料RPA】標準コネクタ無償化で何が変わる? 〜Power Automate ...

    2026/6/5

    【無料RPA】標準コネクタ無償化で何が変わる? 〜Power Automate Desktopで“現場の手作業”がクラウドとつながる時代へ〜 

    2026年1月、Power Automate Desktop(PAD)に大きなアップデートが入りました。 それが 有償コネクタの無償開放 です。

    これまで、Teams や SharePoint などのクラウドサービスと連携するコネクタは、 クラウド版 Power Automate では無料で使える一方、PAD では有償プランが必要 という違いがありました。

    今回のアップデートにより、 クラウド版と同じコネクタが、PAD でも追加料金なしで利用できるようになりました。

    「Teams に通知を飛ばしたいけれど、PAD では有償扱いだった…」 「SharePoint のファイルを扱うフローを作りたいけれど、ライセンスがネックだった…」

    そんな“クラウドとの連携のしづらさ”を感じていた方にとって、 今回の変更は クラウドとデスクトップの自動化を一気に近づける大きな転換点 になります。

    1.コネクタとは?

    コネクタとは、「PADと各クラウドサービスをつなぐための接続口」のようなものです。 普段使っている SharePoint、Teams、Forms、OneDrive、Outlook といったサービスに、PAD から直接アクセスできるようにする役割を持っています。

    今回の無償化により、これらの接続口が誰でも使えるようになり、 追加料金なしでクラウドと連携した自動化が実現できるようになりました。

    2. では、どんなフローが作れるようになるのか?

    ここからは、実際の業務をイメージしやすいように、3つの具体例を紹介します。

    2.1 SharePoint × PAD

    ローカル⇔クラウド間でファイルのやり取りが可能に!

    これまでPADで操作できるファイルはローカルや社内サーバーにあるファイルだけでした。

    SharePointとのコネクタを使うことで、クラウドのファイルを編集したり、ローカルで作ったファイルをクラウドに保存したりということができるようになります。

    また、Teamsコネクタを使えばクラウドに保存したファイルをTeamsでチーム内に通知することも可能です。

    ※参考画像① 使えるアクション一覧(SharePoint)

    2.2 Forms × PAD

    「アンケート結果を取得!」

    正直に申し上げますと、Formsを使うならクラウド版の方が向いていると思います。

    理由は簡単で、フローが自動実行されるトリガーが豊富だからです。

    (例:Formsの回答が送信されたら)

    しかし、デスクトップ版を使ったほうがよいケースもあります。

    それはFormsの回答をExcelでグラフ化したりする場合です。

    Excel操作という点では圧倒的にデスクトップ版の方が優れているため、Formsの回答をレポートにまとめて共有するというフローならPADに軍配が上がるかなと思います。

     

    ※参考画像② 使えるアクション一覧(Forms)

    2.3 Outlook × OneDrive × PAD

    「添付ファイルを自動で仕分けし、フォルダ整理まで完了!」

    メールの添付ファイルを仕分ける事はこれまでもできましたが、

    保存先はローカルや社内サーバーに限定されていました。

    今回のアップデートでOneDriveやSharePointにも保存可能になりましたので、クラウド版では対応できなかったようなフローにも対応できるようになりました。

    例えば、添付ファイルがZIPファイルだった場合、

    単純なファイルの保存だけならクラウド版でも十分対応可能ですが、

    デスクトップ版ではZIPの解凍→中身の仕分けまで可能です。

     

    ※参考画像③ 使えるアクション一覧(OneDrive)

     

    3. 無償化された主なコネクタ一覧

    4. まとめ

    標準コネクタの無償化によって、PADは 「自分のPCを自動で動かすツール」から 「会社全体のクラウドとつながる自動化ハブ」 へと進化しました。

    Teams、SharePoint、Forms など、日常的に使うサービスとPADが無料で連携できるようになったことで、 現場の単純作業はこれまで以上に自動化しやすくなっています。

    ぜひ、あなたの業務でもチャレンジしてみてください。

     

    【最後まで読んでくれた方へ】

    「コネクタが無料になったのは分かった。でも、どんなフローを作ればいいか、まだピンとこない……」 「試してみたいけれど、うちの業務に当てはめると何から始めればいいのか」

    そう感じた方も、きっといらっしゃるのではないでしょうか。

    ツールが便利になっても、「自社の業務のどこに使えるか」を見極めるのは、また別の話です。現場の流れを知らなければ、せっかくのアップデートも宝の持ち腐れになってしまいます。

    私たちワイ・ビー・シー(YBC)は、「何から手をつければいいか分からない」という段階から、企業の皆さまと一緒に業務を整理し、自動化を形にするお手伝いをしています。 PADのフロー設計はもちろん、現場の方が無理なく使い続けられるよう、研修や運用ルールの整備までワンストップで伴走いたします。

    「まずは話を聞いてみたい」という段階でも大歓迎です。 あなたの現場の"ちょっとした面倒"が、自動化のちょうどいい出発点になるかもしれません。

    投稿者

    白川

    Power Automateを中心に、業務自動化や業務改善の支援を行っています。 セミナー講師として、自動化の考え方や設計のポイントをわかりやすくお伝えしています。