コラム - お役立ち情報

2023.02.21

【ルート作成活用事例】出張計画の時間も10分の1に短縮!

リアルに出張する機会も戻りつつある

コロナ禍を機にオンライン会議が一気に浸透し、もはや当たり前の昨今ではあります。
その中で感染者数も減少し、実際に出張する機会も以前のように戻りつつある、という方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、出張にちなんだ活用事例をご紹介します。

一度の出張で回れるだけ回りたい! でも土地勘が…


今回の事例は、一度の出張につき複数の取引先を訪問する機会が定期的にある、というユーザー様でのお話です。
ワイ・ビー・シーのルート作成ソリューションを使う前は、土地勘のない遠方の取引先を回る計画を立てるのに、膨大な時間と手間を要していました。
そもそも住所の文字だけを見ても場所の見当が付かず、どことどこが近く、この件数は一日で行けるのか?などを調べるだけでも、長ければ一日がかりの作業となってしまうこともあったそうです。





導入後、出張計画を立てる時間は10分の1程度に

このルート作成ソリューションを導入したところ、一度の出張計画を立てるのに長ければ一日近く要していたのが、平均30分~1時間でできるようになったと言います。

導入前は以下のような、一見気が遠くなるような作業をされていました。
 

1. 訪問する取引先を一件ずつ地図に表示させる

※当時は一度に全取引先を地図に表示させることはできなかったとのことでした

2. 各取引先を「こことここが近そう」「ここは遠いから翌日かな」などと、ある程度の当たりを付ける
3. その上で「まずこの取引先とこの取引先でのルート検索」、「次の取引先とまた次の取引先のルートを検索」…を取引先件数分繰り返し、訪問順を決める
4. 各取引先での滞在時間を加味し、最終的なスケジュールを決定

 
中でも、取引先を全て一度に地図に表示できないというのは非常に苦しかったようです。
それではさすがに、どことどこが近いかというのを調べるだけでも相当な苦労をされたことでしょう。

出張計画を立てるには?

ルート作成ソリューションを出張の計画に活用する方法をお見せします。
 

1.  あらかじめ取引先を全て登録しておきます。

地図に表示させるため、取引先情報には住所が必要です。

 
2.  出張先の地域を地図で表示し、出張先でのスタート・ゴール地点をそれぞれ地図上で指定します。

スタート地点、ゴール地点として考えられるのは、駅、空港、宿泊先などです。

 
3. 取引先を地図に表示し、今回訪問する取引先を全てクリックします。

 
4. 各訪問先での滞在時間を設定します。

 
5. 出発時刻を指定します。

 
6. ルートが自動作成されます。

スタート地点 → 選択された取引先を全て訪問 → ゴール地点での最適なルートが自動的に作成されます。
取引先を3.で選択した順番ではなく、スタートからゴール地点に向かうのに最も早い訪問順が自動的に算出され、最適なルートとして作成されます。
また、設定された出発時刻から各訪問先への想定到着時刻、ゴール地点への想定到着時刻も算出され、この件数を時間内に訪問できるかの目安とすることができます。
仮に時間内でこの件数は厳しそうとなれば訪問先を減らして、反対にまだ余裕がある場合には訪問先を追加して、再度ルート作成してみることも簡単です。

 
7. 作成された訪問順で予定を登録します。


 
登録された予定

 

当日、出張先では?

作成された予定は当日スマホで見られます。
実際に訪問する際、現在地から各訪問先までのナビを、別アプリに連携して行うこともできます。
これで迷うことなくお客様に会えることでしょう。

アプリはGoogleマップYahoo!カーナビiOS標準マップに対応しています。
これらは全て無料のアプリです。

各アプリを起動するだけで、現在地から指定された訪問先までのルートが表示されます。
それぞれのアプリで赤枠のボタンを押すだけでナビゲーションが開始されます。
アプリ側で再度住所を入力する等、面倒な入力は一切必要ありません
 

Googleマップ

iOS搭載マップ

Yahoo!カーナビ

 

さいごに

今回は出張での活用事例をご紹介しました。知らない土地を回るというのは誰でも少なからず不安になるものと思われます。
そのような不安を払拭すると共に、出張の計画立案時間も減らし、出張先で一件でも多くのお客様にお会いできるようになれば幸いです。

機能紹介:https://www.ybcdoc.com/lineup/map-star-webgis/webgis%E6%A9%9F%E8%83%BD%E7%B4%B9%E4%BB%8B/#route

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 記事を書いた人
記事を書いた男性アイコン
 株式会社ワイ・ビー・シー
 営業部 開発チーム
 石田
 




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