コラム - お役立ち情報

2023.01.24

これだけの訪問先、一日で回って来られるかな?シミュレーション

訪問件数を増やすには、所要時間の把握がカギ

前回複数の訪問先を選ぶだけで最適な訪問ルートが自動的に作成されるソリューションをご紹介しました。
その中で、

「行く順番はすぐに分かっても、全て行って帰って来るにはどのぐらいの時間か、まで分からないとね…」

という声をいただきました。
そこで今回は、複数の訪問先を回る順番に加え、それら訪問先を回る所要時間が分かる方法をご紹介します。

前回は配送業務での利用を想定していましたが、むしろ今回はその他の訪問業務(現地で何らかの作業をする、ルート営業等)にも役立つ内容となっています。

移動時間は分かる、あとは〇〇時間が分かれば!

前回ご紹介したルートの自動作成では、一件の訪問先から次の訪問先への移動時間は自動的に算出されます。
ということは、あとはそれぞれの訪問先での滞在時間が分かれば、行って帰って来るまでの所要時間が自ずと導き出されます。

方法はその通り、各訪問先での滞在時間を設定します。

ルートを作成すると、全訪問先を最も早く回る順番が自動的に算出されるのは、前回お見せした通りです。
同時に、「移動時間+入力した滞在時間」での推定合計時間が算出されます。
下記の例では、合計で約5時間と推定されています。「これだけ回って来るのに5時間見ておけば良いかな」などと考えることができます。
それでも時間に余裕があるようでたら、「訪問先をもう1件加えてみるとどうかな?」などのようなシミュレーションも簡単にできます。



何時に出たら、戻って来られるのは何時?

必要であれば、出発時刻、到着時刻のいずれかを設定することもできます。
例えば、出発時刻を10時とし、全て回って来て何時に戻って来ることができるか?

上記の例では10時に出ると15時ぐらいに戻って来るという推計です。
さらに、各訪問先への推定到着時刻、出発時刻も分かります。
意外と早く帰って来られそうだなと思ったら、もう1件加えてみても良いかもしれません。

逆に、何時までに戻って来るには、何時に出れば?

あるいは16時までに戻って来たいなら、何時に出発すれば良いか?

勘に頼るよりも、こうして実際に所要時間を出してみると、

「これしか行けないと思っていたら、意外ともう一件行けることが分かった!」

なんて発見があるかもしれません。

さいごに

これを活用することで、経験豊富な方々の勘に頼るだけではなく、未経験者でもそこまで負荷がかからずに、訪問業務を進められるようになるのではないでしょうか。

経験豊富な人材が少ない、
あるいは、経験はあれど実は頼るほどの勘は…
という方も、ぜひお問合せください。

機能紹介:https://www.ybcdoc.com/lineup/map-star-webgis/webgis%E6%A9%9F%E8%83%BD%E7%B4%B9%E4%BB%8B/#route

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 株式会社ワイ・ビー・シー
 営業部 開発チーム
 石田
 




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