コラム - お役立ち情報

2024.02.08

お客様との接点を持ち続けるには #4 ~自社便でお客様との接点づくり

これまで、お客様との接点を持つことの重要性と、接点を持つにはどうするのが良いかということについてお話してきました。
おさらいとして、接点を維持できないと、お客様のご意見やご要望に応えられなくなり、結果的にお客様を失う可能性もあり得ます。→前回

今回はお客様との接点を持つ方法として、少々唐突ではありますが「自社便」という方法を提案します。

「自社便」と言われると聞き慣れないかもしれませんが、読んで字のごとく、自社の製品やサービスをお客様に直接お届けするということです。

接点を維持するにはお客様とのコミュニケーションが不可欠

ここ数年はオンラインでの対面が主流となりつつありましたが、昨今では直接会うことも多くなってきています。

直接お会いするのとオンラインでは、それぞれのメリットがあります

・直接お会いすると表情やニュアンスから微妙な感情も読み取りやすい
・オンラインは場所、移動時間などの制約がなく、利便性が高い

とは言え、お客様に目的もなく「とにかくお話ししましょう」と言ったところで、必ずしも応じてもらえるとは限らないでしょう。
では、どのような目的でコミュニケーション機会を得るのが効果的でしょうか?
例えばこのような目的が考えられます。

・新製品、新サービスの紹介
・商品やサービスに対するご意見、ご要望を聞く
・関係強化のための定期的な訪問

このような目的で定期的に接点を持ち続けることで、お客様からのフィードバックを直接受けられ、それを自社の商品やサービスに活かすことにつなげられます。
そうしてお客様から選ばれ続けられるだけではなく、競合に対する優位性も上げていくことができる可能性も高くなります。

上記のような目的以外にも接点を持つ方法はないでしょうか?

そこで「自社便」のご提案です。

図らずともお客様との接点を持ちやすい、それが自社便

自社便を実施することのメリットは、図らずともお客様と直接的な接点を持つことができる、ということです。

商品やサービスをお客様に直接届けられるということは、お客様が商品を目の前にしているその場でフィードバックを受ける、という流れも作りやすくなるのではないでしょうか。
直接フィードバックを受け社内に持ち帰ることは、企業としても新たなアイデアの収集にも役立てることができます。
また、そこからビジネスを改善していくことができれば、お客様の声を重視しているという姿勢を示すこともでき、お客様との関係強化にもつなげられます。

いきなり自社便を始めようと思っても

ここまで話しておきながらになってはしまいますが、「明日から自社便をやろう!」と、そう簡単にはいかないことでしょう。
自社便を始めるにあたり、例えばこのような懸念が挙げられるでしょうか。

・運ぶための車両がない

これを解消するには初めに大きなコストがかかってしまうため、何かしら「車両は準備できている」ことが前提です。
必ずしも大きな車両である必要はなく、お届けしたい商品を積むことができれば十分でしょう。

・担当できる人員が確保できない

自社便を担ってもらえる人材を新たに雇うことができれば問題ありませんが、昨今の人手不足から困難であることも大いに考えられます。
とは言え、配送経験者でなければならないことはなく、人並みに車の運転ができれば良いのではと思われます。

・配達の計画を立てるのが難しい

車両と人材は揃ったとしても、この課題も控えているのではないでしょうか。

「一日で行けるとしたら何件?」
「どの順番で回るのが良いのか?」

そこで私共ワイ・ビー・シーは、その課題の解決策を提案をします。

行く順番は自動的に算出します

改めて、ワイ・ビー・シーの「自社便」提案が向く条件として、

・車両が確保できる
・人員が新たに確保できる、あるいは既存の従業員が掛け持ちで担当できる

が前提となります。

一例として、

「営業車に乗って外回りがてら商品もお届けする」

などという状況が当てはまるのではないかと思われます。

ワイ・ビー・シーでは訪問計画を立てるのに、行き先を全て選ぶだけで訪問順を自動的に算出する、という仕組みを提供しています。こちらで紹介されていますのでご参考にどうぞ。

客先へのお届け、業者に頼らず自前で!
https://www.ybco.co.jp/colum/deliveryourself/

これだけの訪問先、一日で回って来られるかな?シミュレーション
https://www.ybco.co.jp/colum/number-of-visits/
 
 
私共、株式会社ワイ・ビー・シーはシステム開発会社です。
既存のITサービスの提供に留まらず、オーダーメイドで貴社に合ったシステムを開発することもできます。
既製サービスではしっくり来ないというお声にもお応えします。

お問い合わせ

 記事を書いた人
記事を書いた男性アイコン
 株式会社ワイ・ビー・シー
 営業部 開発チーム
 石田
 


関連記事

接点がなくなると

会いに行く口実をどう作るか

直接会うかオンラインか